event gallery
back
France
 2008年6月26日〜7月3日

思いがけず、参加できるようになった「西原シェフと巡るフランスの旅」私にとっては夢のような出来事。
フランスは新婚旅行以来、そして一人で旅行に参加する事も初。
出発前体調を崩したり、あれこれ不安に思うこともありましたが、思いっきり楽しい旅行となり、帰国できました。
いつも和食が中心の私ですが旅行中は日本食が食べたいと思うことがなかったのは不思議です。




6月26日

関空からパリへ。
シャルルドゴール空港で、リヨン行きの飛行機に乗り換えて。





ホテル着は夜。10時ごろでだったでしょうか?
かなりお疲れモードで急いで寝ました。





6月27日


今日からいよいよスタートです。


ホテルの部屋からのリヨンの街



リヨンから南へバスで1時間半。



バローナ社のチョコレート工場見学とデモンストレーションを受けます。






昼食をはさんでの一日講習となります。




エコール・デュ・グラン・ショコラ特別講習、フレデリック・ボウシェフがしてくださいました。
通訳は日本人の奥様です。




私たちにはもったいないような内容で、高度ナ内容ですが、パートごとにはトライできそうで、試食もとっても美味しく、5種類すべて私は美味しく完食。
見た目も美しく斬新。












後1種類ありますが、写真が行方不明です。



チョコレートのディスプレイも、あちこちに施されていて凄い!



















この夜は西原シェフのお友達「石田シェフ」のお店でディナーとなりました。





昔からのお知り合いでとても和やかでカジュアルなパーティーとなり、ツアー1日目で少しいろんな方とお話ができ、ちょっとリラックスできました。






6月28日


まず、チョコレートの老舗「ベルナシオン」のラボ見学。






「ベルナシオン」はカカオ豆の焙煎から行っている家族経営のショコラトリー。




   



日本で言うと町工場のようなとても家庭的な雰囲気があり、西原シェフがアランシャペルにいたときにスタージュに行った事があったそうで、30年前の事です。
壁には子供が書いた絵が貼ってありとておおらかな空気で覆われ、こんなところで美味しいチョコレートが作られているんだって思うと、ちょっと感動。








おまけに中庭のようなところから空を見上げるととても綺麗な澄み切った青空が広がってます。




フランス大好きな友達が、フランスは空の色が違うんです!!空が広いんです!!ッて力説していた事、今始めて納得できました。





お店のディスプレイも素敵です

















昨日から、バスで移動の時広く広がる牧草地(?)が多く、今まで私が思っていたフランスとはまっとく違う顔を感じたのも事実。








そんな思いを感じながらの今回の旅行です。

その後リヨン市場にて自分達の昼食をゲット。
見るもの見るものが新鮮な驚き、これが市場なんて!!楽しい!!フランス語はわかりませんが買い物は何とかなります。



















これは生のアーモンド、日本では見ることが出来ないそうです。




フルビエールの丘でピクニック。
この丘から見えるリヨンの街の眺めは世界遺産だそうです。
ちょうど私たちが到着した時、教会の鐘が鳴り響き、丘からの眺めと相まってかなり感激。







市場で買ってきたものはどれも美味しく、特にフルーツ類は絶品。
フランスの土地の力を感じます。





   
フルビエール教会




ココに来る途中、菩提樹の木を発見。
ちゃんと花が咲いています。
私のこのみのハーブティーはティユール(菩提樹)・ミント・ベルベーヌをブレンドしたものです。
実物が見られて嬉しい。





リオンは絹織物の街だそうで、絹工房を見学後、中世の町並みが残る「ペルージュ」へ。






映画のセットのような石畳の小さな町並みが残り、そこをゆっくり歩いて散策。
タイムスリップしtような・・・・・。



   





ちょうど運よく新郎新婦にも出会いました。






お土産やさんのウインドウもかわいい。

  





そして、西原シェフがかつて製菓長を勤められた「アランシャペル」へ。









シェフから何度となくアランシャペルのお話は聞いてはいたものの、現実私がその場に行くことなど想像もした事がなく、本当に夢心地です。

中をマダムの案内で見させていただくと、あちこちに「グルニエ・ドール」の原点が見えるようでした。
いろんなコーナーにさりげなくディスプレイが施されています。
トイレも驚くほどかわいい。
お庭も自然な感じに手入れがされてあり、ここでゆっくり過ごす時間はかけがいのないものになりそうです。







セッティングの落着いて、メニューの裏には、マダム自筆の歓迎の言葉が書かれていました。







ゆったりとしたひと時に、美味しいものをいただいてとても幸せです。


































6月29日
リヨン駅からTGVでパリに移動。
バスで市内観光。


オペラ座。




ルーブル美術館ピラミッドを見るとダビンチコードを思い出します。
映画も本も読みましたから。




凱旋門




そして車窓からその昔新婚旅行のとき、ランチを食べたお店「fouquet」が見えて思わずパチリ。
印象的なものは覚えているんだなあ。




エッフェル塔。





バスで直接ホテルに入り、夕方のセーヌ川のディナークルーズまで一休み。
3時間くらいの所要時間、いったいどうするんだろうって思いつつも、しっかり楽しめ、だんだん暮れていく川沿いの景色も、行き交う船にもパリの香りがして、なぜかしら手を振ってしまうけれど、必ずそれに応えてくれるのもフランスだから??
セーヌ川にはたくさんの橋が架かって、一つ一つに名前があり、由来があり、こんなところにも歴史を感じ、またそれを大切に使っているフランス人に思わず敬意を表します。



    












6月30日


朝からバスでフォンテンブロー城に。



コは11人(?)の王様がお使いになったそうで、ナポレオンもこのお城を愛したそうです。
いろんな説明を聞きましたが、殆ど忘れしまい、マリーアントワネットの化粧台、ナポレオンが退位の調印をしたお部屋くらいでしょうか。
そしてエルバ島に流される時、別れを惜しんだ階段とか。



   






再びパリに戻り、お買い物へ。
ポールでサンドイッチを買い、食べながら街歩きです。
モラに行き、絞り袋と温度計付きヘラを購入。

お買い物ひとつでもとっても時間がかかるのがフランス流とか。
すっかりまちくだびれてテンションも下がり気味。
かわいい雑貨のお店で、思わずあれこれ買っちゃって、そしてストレーに。
ココは一番古いお菓子屋さんだそうで、シェフお薦めのババを試食。
シロップたっぷりで、超甘い。これが本当のババだそうです。
私はここではババは買わずにカヌレを購入。
小さいサイズでモチモチして私好みの味でした。






ババは皆散々に言ってましたが、私はそれなりに満足。
全部は食べられませんが、結構美味しいと思うんですが・・・・。
そして、ホテルに戻ってから、ノートルダム寺院の方にちょっと散策に。
サンルイ島の小さなお店を観て回って、アイスクリームを食べ(凄くおいしかった)、簡単にキッシュで夕食。
9時前だけど、昼間かと思うほどの明るさ。
これでは寝不足になるわけです。





7月1日

朝、「パトリックロジェ」に行くと、まだ開店前。
パトリックロジェは日本進出はまだです。



  



しばらく歩くと、ピエールマルコリーニに。
ココはおととしかな、白金台のお店で買ったことがあります。
いろんなお味があって、醤油やわさびもあり、私は玄米ちゃって言うのがとっても美味しかったと覚えてます。


そして「ジェラール・ミロ」





とても洒落たディスプレイです。
ケーキも華やかで洗練されてる。
ホールが安い!ッて話していたら、何のことはない、1ピースの値段でした。なるほどね。

   







しまっているお店も多く、外から見ると素敵なキャンドル店。
色とりどりのキャンドルと、アンティーックぽいディスプレイ。思わずショーウインドウにへばりついて写真を撮りました。




そしてぴエールエルメ。




店内は凄い人。
マカロンは好きではなかった私がマカロンの美味しさに目覚めたのは、ピエールエルメのを食べてから、、もちろん日本で。
日本にもお店があるからお買い物はなしにしたけれど、なんとなく後ろ髪、惹かれます。

途中雑貨家さんでテーブルクロスを買って。
今はちょうどバーゲン中。うまく計算できないけれど、円に換算しても安いはず!



ランチは老舗の「ラデュレ」で。






ランチとはいえ、本格的でおいしかった。
キヌワかが入っていて、サーモンを、パリパリの飴の様なものが添えてあり、いいバランス。




メインはカサゴだそうで、私がいつも煮付けにするメバルのこと??





デザートのボリュームも立派で、3分の1くらいとっても美味しくいただきましたが、だんだんしんどくなって少し残してしまって残念。





マカロンもいろんな味を楽しみたくって分けて皆でいただきましたが、お腹いっぱいのせいか、イマイチ感動が少なかったです。







午後からは、今回のメインイヴェント、リッツエスコフィエでデモンストレーション。





そしてその後さよならパーティー。
デモは、短い時間で、お料理もお菓子もハイスピードですすんで息、日ごろ私たちになじみのナイ食材も使ってくださり、かなりハイレベルなデモ。
お菓子のほうはどうにか理解できたものの、お料理は難しい.。
すばらしい手早さに感心し、試食はさすがだなって感じです。





    



   


 
パーティーはリッツの1室で。
パーティーの間中、エスコフィエの校長先生「ドミニク先生」も同席してくださって、本来ならありえないことと何度もシェフに言われ、凄いところにいるんだわって思いつつもしっかり楽しんできました。










普通の観光旅行では到底行くことのできない貴重な体験をたくさんさせていただき、とても幸せです。
また、チャンスがあれば是非行きたいです。






home